堺には古くから多くの街道が集まり、南蛮貿易で栄えた歴史とともに独自の文化が育まれてきました。 その中でも「竹内街道(たけのうちかいどう)」は、日本最古の官道ともいわれる重要なルートです。
今回は、堺市の中心部から竹内街道を辿り、緑の一里塚までランニングで巡ってみました。 実際に走ってみると、古代の道が現代の街並みにどのように残っているのかを肌で感じられる、とても興味深いコースでした。
竹内街道
竹内街道とは
案内板によると、竹内街道は古代には 丹比道(たじひみち) と呼ばれ、 大小路(おおしょうじ)付近から榎元町、長曽根町、野遠町を経て竹内峠を越え、飛鳥の都へと続く重要な道でした。
- 政治・経済・外交の要衝
- 古墳や神社など歴史遺産が点在
- 古代人が歩いた「ロマンの道」
こうした背景を知ってから走ると、街道の見え方がまったく変わります。
今回のルート
紀陽銀行堺支店前の案内板をスタート地点とし、南海高野線・堺東駅付近を通過して、緑の一里塚まで走りました。
Google マップで見ると、古代の道が現代の道路にどのように重なっているかがよく分かります。
出発地点の様子
スタート地点には、竹内街道と西高野街道の案内板・石碑が並んでいます。 ここが両街道の起点であり、古代の交通の要衝だったことが分かります。
写真の案内板には、竹内街道の歴史が詳しく記されています。 こうした説明を読むと、ただのランニングコースが一気に「歴史散策」に変わります。


出発地点から東へ向いた景色です。堺のメインストリートの一つで大小路筋です。

ルート途中の見どころ
● 堺東駅付近
駅前の大通りから一本入ると、昔の街道らしい細い道が続きます。 電柱の表示を見ると、竹内街道と西高野街道がしばらく並走していることが分かります。



● 竹内街道と西高野街道の分岐点
この辺りで両街道が分岐します。 ここで旅人たちはそれぞれの目的地へ向かって別れていったのでしょう。 歴史を想像しながら走ると、当時の情景が浮かんできます。

この三叉路を左に進むと竹内街道です。
この石碑には竹之内街道と書いてあります。

● 竹内街道の石碑
途中には「竹之内街道」と書かれた石碑もあり、時代によって表記が異なることが分かります。 こうした違いを見つけるのも街道ランの楽しみです。
下の写真の石碑は「竹内街道」と書かれています。


● 大阪中央環状線との合流
現代の大動脈である中央環状線の一部も、実は竹内街道のルート上にあります。 古代の道が現代の道路に姿を変えて生き続けていることを実感できます。


今回の到着地点(緑の一里塚)
緑の一里塚にも竹内街道の案内板があり、スタート地点と同じ説明が書かれていました。 ここで今回のランニングは終了です。
短い距離ながら、歴史と現代が交差する魅力的なコースでした。


今回のランニング距離
| 日付 | 2025/5/5 |
| 距離(km) | 2.8 |
まとめ
竹内街道は、ただの古い道ではなく、 古代から現代まで続く「歴史のレイヤー」を体感できる貴重なルート です。
今回のランニングでは、
- 古代の官道の痕跡
- 街道の分岐点
- 表記の違う石碑
- 現代道路との重なり
など、走ってみないと気づけない発見がたくさんありました。
歴史好きの方はもちろん、堺周辺でランニングコースを探している方にもおすすめです。
👉「竹内街道を走って巡る!②」はこちら


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